第45回東京モーターショー2017 閉幕
- JNR-2017-20
- 2017年11月5日
一般社団法人日本自動車工業会(会長:西川 廣人)は、「第45回東京モーターショー2017」を江東区・有明の東京ビッグサイトにおいて10月27日(金)から11月5日(日)までの10日間の会期で開催し、11月5日(日)午後6時に閉幕致しました。会期中、国内外より沢山のお客様にご来場を頂きました。
今回のショーは「世界を、ここから動かそう。BEYOND THE MOTOR」をテーマに、全ての国内メーカー14社15ブランド及び海外メーカー13社19ブランドを含む153社・団体が出展、多くのワールドプレミア・ジャパンプレミアを含む380台が展示されました。また、部品・機械器具・自動車関連サービスの展示においても、多くの新しい技術やサービスが披露されました。更に今回の東京モーターショーでは、自動車産業の枠を超えて、さまざまなアイデアやテクノロジーを取り入れた、シンボルイベント「TOKYO CONNECTED LAB 2017」を開催。また、臨海副都心エリアにおいて拡充して実施した試乗体験プログラムなど様々な取り組みを行いました。
来場者数は771,200人。4人に一人が女性、15歳~39歳までの来場者が大幅に増加。
世界各国から来場された会期中の総入場者数は、一般公開日直後の週末に台風22号の影響を受け、荒天となったこともあり、前回(2015年 第44回ショー:812,500人)に比べ94.9%の771,200人となり、総入場者数は若干の減少となりました。一方、会期後半は好天に恵まれ、11月2日(木)には、東京ビッグサイト開催となった第42回ショー以降における平日の一日当たり入場者数が過去最高を記録するなど、平日にも多数の皆様にご来場頂きました。
来場者の男女比は、男性:75.9%(82.3%)・女性:24.1%(17.7%)、年齢構成では15~19歳:7.1%(4.2%)・20代:20.6%(18.0%)・30代:23.6%(20.0%)という結果となり、4人に一人が女性、15歳~39歳までの来場者が51.3%(42.2%)と半数を占め、女性来場者と若者の来場者が顕著に増加したショーとなりました。
※ 会場内調査 速報値、( )内は前回数値
未来のモビリティ社会をテーマに、世界最先端のナレッジが集結!「TOKYO CONNECTED LAB 2017」
くらしや社会とクルマがつながる、未来のモビリティ。主催者テーマ展示にて、わかりやすく体験しながら、来場者と考えていく3つの参加型のプログラムを実施。その1つである大きなドーム型のダイナミックな映像空間で未来の東京の街やモビリティの姿を多くの方々に体感頂いた「THE FUTURE」では、スマートフォンアプリで参加者のアンケート結果を蓄積。28,000人の皆様よりご回答いただき、来場者の方々が求める未来のモビリティ社会像が示されました。アンケート結果については集約した結果を後日発表する予定です。
試乗体験プログラムを拡充、延べ体験者数は5,000人
参加・体験型の試乗プログラムは、近隣の臨海副都心エリア(センタープロムナード・お台場特設会場・MEGA WEBライドワンコース)にて、乗用車・商用車・二輪車の試乗に加え、様々なモビリティや次世代技術の体験試乗など、これまで以上に多彩な試乗プログラムを用意し、実施しました。試乗体験プログラムの延べ体験者数は5,000人にのぼり、モビリティの持つ楽しさに加え、安全機能を始めとした様々なテクノロジーを多くの方々に体験頂きました。
2018年、そして2019年、さらにその先の東京モーターショーへ。
皆様から頂いたアンケート結果や様々な取り組みを活かし、次回、第46回東京モーターショーは、世界が注目する2020年へ向けて、更に魅力のあるテクノロジーモーターショーとして、2019年秋に東京ビッグサイトを中心に開催します。近隣の臨海副都心エリアやその他のエリアでの拡充開催も含め検討しておりますので、是非ご期待ください。また、来年、2018年秋には、クルマ・バイクファンのみならず多くの皆様が楽しめるイベントの開催も予定しております。
クルマの未来を拡張していく冒険は始まったばかり、未来へ向けて東京モーターショーはさらにBEYONDしてまいります。
以 上